ワープロソフトが使える人なら十分理解可能な範囲です。
まー、足首IKというのはちょっとクセが強くて扱いづらいですけど、PMXエディタに比べれば
覚えなければいけない項目は全然少ないです。
ただし、モーション操作に必要なのは「慣れ」と「根性」なので、優しくはないです。
例えるなら、魔改造が理系なら、モーションは体育会系ですね。
手が覚えるまでひたすらXYZ軸移動ですw
ちなみに、私のポーズつけの手順はこんな感じです。
まず体の重心部分であるセンターボーンの位置を決めます。
低い姿勢のポーズの場合は、足が崩れても気にせずセンターボーンを下に下げます。
次に足IKボーンを動かし、両足の位置を決めます。
内股になったり足首が回っても後で修正するので気にしません。
足の修正の前に、先に下半身ボーンの向きを決めます。
それから足IKと足(太もも)の微調整で股の角度などを決めていきます。
上半身ボーンを動かして体の向きを決めます。
肩→腕→肘→腕ねじり→手首、という流れでボーンを動かし、ポーズを決めていきます。
この流れ部分の操作は慣れが大きいです。
頭や指先などの細かいところを調整して完成ー。
よく使うグーやパーなどの指先は1度作って保存しておけばロードするだけなので楽です。
モデルをもう1体読み込んで、ポーズをコピー&反転させてフュージョン!
ここまでで5分くらいかな。
モーション職人さんだと1分かからないかも。
この順番で動かしていくのが1番早いと思います。
2度手間になるとかなり時間をロスしてしまいますから、そこだけ注意です。
さて、今まで書いたのはポーズの付け方だけですので、実際にモーションを作るには
このポーズをコマ送りのようにいくつも繋げていかなければなりません。
もう考えただけで気が遠くなります。
この作業、何とか簡単にならないだろうか?と思っていたら、モーション職人さんは
モーショントレスという手法を使っているという情報を入手しました。
トレスって、マンガの世界ではパクるとか手抜きって意味があるので、モーショントレスって
もしかしてすっごく楽になる作業?ひゃっほー。
という事で検索検索ー。
・・・・・・・・・・・・。
甘かったw
モーショントレスって、背景に踊りを踊っている動画を流して、それとそっくり同じポーズを
手動でボーン動かしてモデルにさせていく作業なだけじゃないですか。
確かに「トレス」ですけど、時短テクニックとかそういうのナシですか。
Q、モーションを早く作るにはどうしたらいいですか?
A、ポーズ作成を1日1000回やりましょう。
どんだけ体育会系ですかw
うぬぬ、他に方法がない以上、私もモーショントレスをやるしかなさそうですよ。
ではまた次回ー。
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