身体で不満があるポイントは3箇所。
下半身、手、おっぱいです。
ここを中心に直していきます。
まず下半身。
最初は気にならなかったんですが、太腿が太いと指摘をされて、改めて見ると太いと感じました。
なので、太腿を細くしたいのですが、単純に細くすればいいと、という訳にはいかないのです。
パーツを作る時は、隣のパーツの大きさと比較しながら作る事が多いので、親となっているパーツを小さくすると
その子供が大きく見えるバランス崩壊の連鎖が起きてしまいます。
なので、下半身をまるっと縮小する事にしました。
縮小だけすると胴体が伸びるので、そのまま上に移動。
ウエストの細い部分を縮小した後の繋ぎ目にして、全体のバランスを取ることにしました。
身長が縮んだ分、腕もほんの少し短くします。
次に手の改良をします。
手は、かなり直しが必要になりました。
甲の部分が長すぎたので根本のポリゴン1列削除。
親指を短くして、小指、薬指、中指、の根本位置を手首側へ引っ張り上げました。
外見もそうですが、ちゃんとグー握りが出来なければ手としては不完全なのです。
爪は6800円フィギュア基準で、爪の外周に溝を彫る感じになるようにしました。
手の爪を変更したので、足の爪も同じようにします。
ワイヤーで3角ポリゴンを4角形にしてナイフで分断、これで爪のラインを3本に増やして真ん中のラインを凹ますと
爪が立体的になります。
よく見ると指が角張っていたので、ポリゴンを1列足して丸くしました。
最後におっぱい調整です。
おっぱいは形に不満があるというのではなく、頂点の並び方に不満があるのです。
以前の「板状のポリゴンを膨らまして整形」というやり方だと、横から見た形は綺麗に仕上がりますが、
頂点の並び方がバラバラになりやすく、その後の微調整がとんでもなく難しくなります。
なので、今回は頂点が最初から綺麗に並んでいる基本図形の球を使って作成します。
最初に頂点多めで球を作り、横から視点で拡大機能の縦だけを使って頂点を1列ずつ変形させていきます。
それから視点を前面に変え、今度は拡大機能の横だけ使って1列ずつおっぱいの幅を調整していきます。
この作業は、胴体や足を作った時と同じで、慣れてくると思った以上に綺麗な曲線が作れます。
おっぱいパーツが出来たら本体へ移動させます。
前のおっぱいを範囲選択して消去、出来た穴に移動させます。
おっぱいの形を拡大縮小で整え、位置が決まったら周囲の頂点結合します。
あくまでおっぱいの形優先、結合部分が自然になるよう周囲の頂点を移動させます。
後は、おっぱいの周りにある丸い輪のラインを崩さないように、全体の頂点をひたすら移動。
この丸いラインさえ崩さなければ、綺麗な形を維持したまま変形出来ます。
で、こんな形になりました。
大きなおっぱいを小さくするのは難しくないので、大きめに作りました。
物理入れるとおっぱい全体がちょっと垂れるので、それも計算してます。
修正終了です。
作った本人は「他のモデラーさんが作ったモデルに負けてない」と思ってます。
いや、こういうのは自信過剰な中二病くらいがちょうどいいんです。
じゃないと物なんて作れませんよ。
大抵、数年後には黒歴史になるんですけどね。
後はテクスチャ、モーフ、ボーン、ウェイトですか。
早ければ1週間位でいけるかな。
ではまた次回ー。
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