今回から髪の毛を修正していきます。
修正というか、あまりに直したい箇所が多いので新規作成ですね。
手直しをする前に、髪の毛のイメージをもうちょっと固めておいた方が良さそうです。
絵に書いたお手本があれば大丈夫、と思ってましたが、絵は2Dですので3Dにするには情報不足でした。
2面図ならある程度は補えるんですが、それでも細部まで書きこめる訳ではないですし。
自分のセンスが1番頼りないので、「こういうモデルを作るぞ」という目標を決めておかないと肝心な所で迷っちゃうのです。
この目標は人それぞれだと思うんですが、私の場合は前回フィギュアをお手本にした時上手くいったので
「フィギュアで再現可能な範囲までしか作り込まない」というルールを作る事にしました。
フィギュアにも色々あるので「6800円くらいの作り込み」を基準にします。
あ、6800シリーズって呼ぶとなんかカッコイイかもw
と、基準も決まった所で髪の毛を作っていきます。
まずは後頭部(後ろ髪)から。
前回は面張りで形を作っていきましたが、今回は基本図形の球を作り、ポニーテールの部分に中心が来るように回転させ
頭のサイズに合うように拡大縮小で調整します。
これだと、髪の毛が束ねた部分に引っ張られる感じが綺麗に出せるんです。
綺麗な円すぎて逆に不自然になりますが、前髪とかポニテがつくと気にならないはず。
肌との繋ぎ目は面倒なので後回し。
次に前髪。
前回はエビの足のように、細い筒を何本も生え際から生やしていました。
でも、今回はフィギュアで再現可能というルールがあるので根本部分は1つの塊にします。
筆の先の毛並びをイメージしてもらえればわかりやすいかと。
最初は1本1本髪を作って配置場所を決めていきます。
配置が決まったら、その髪を太くして調整。
前回は左右対称で作りましたが、今回は分け目をやや左に寄せて中央にある2本の毛が自然になるようにしました。
本当はもうちょっと左に寄せたかったんですが、そうなると左の髪が減りすぎるので妥協しました。
前髪が終わったらサイドテール(呼び方わからないので勝手に命名)を作ります。
このサイドテール、どういう風になっているかわからなかったんですが、前髪の一部だと考えたら納得出来ました。
前髪と後ろ髪の境目の髪を前に垂らす2重前髪って感じです。
なので、配置場所はやや外側に移動。
前ではなく横側に垂らします。
1本作って複製で増やします。
この作り方はメタセコ講座流です。
髪の毛の黄色いテクスチャは見にくかったので青に変更しました。
後頭部を変更し忘れてザビエルさんになってるw
前は板チョコみたいに固まってましたが、今回は1本1本をくっつけずに独立したまま太くしました。
末端は髪の毛っぽくクルっと丸めて細くしてます。
ポニーテールはかなり苦戦しました。
こんな感じで作っては消し、作っては消しの繰り返し。
フィギュアをお手本にしたかったんですが、ちょうどいいポニテのキャラが見当たらず。
資料用引き出しにワインコインフィギュアのDOAカスミが入っていたので、それを参考に再度作り直し。
太い筒を作り、途中から二本に分け、それに別パーツで細い髪を作って差し込むという手法で落ち着きました。
簡単そうに書いてますが、ポニテだけで2日かかってます。
という感じでここまで出来ました。
前よりはだいぶ髪の毛っぽくなってると思います。
フィギュアっぽくするなら、もうちょっと角にエッジを出したほうがいいかなー。
MMDのモデルは90度以上はエッジが出る仕様みたいですが、そういうのまで計算して作らなきゃいけないんですよね。
まだまだ手探りが続きます。
ではまた次回ー。