2014年10月13日月曜日

画材屋のポーズ人形はいつもシェーをしている

MMDのモーション作成ですが、ツールの操作自体はそこまで難しくありません。
ワープロソフトが使える人なら十分理解可能な範囲です。

まー、足首IKというのはちょっとクセが強くて扱いづらいですけど、PMXエディタに比べれば
覚えなければいけない項目は全然少ないです。

ただし、モーション操作に必要なのは「慣れ」と「根性」なので、優しくはないです。

例えるなら、魔改造が理系なら、モーションは体育会系ですね。
手が覚えるまでひたすらXYZ軸移動ですw


ちなみに、私のポーズつけの手順はこんな感じです。


まず体の重心部分であるセンターボーンの位置を決めます。

低い姿勢のポーズの場合は、足が崩れても気にせずセンターボーンを下に下げます。

次に足IKボーンを動かし、両足の位置を決めます。

内股になったり足首が回っても後で修正するので気にしません。


足の修正の前に、先に下半身ボーンの向きを決めます。

それから足IKと足(太もも)の微調整で股の角度などを決めていきます。


上半身ボーンを動かして体の向きを決めます。

肩→腕→肘→腕ねじり→手首、という流れでボーンを動かし、ポーズを決めていきます。

この流れ部分の操作は慣れが大きいです。


頭や指先などの細かいところを調整して完成ー。

よく使うグーやパーなどの指先は1度作って保存しておけばロードするだけなので楽です。

モデルをもう1体読み込んで、ポーズをコピー&反転させてフュージョン!
ここまでで5分くらいかな。

モーション職人さんだと1分かからないかも。

この順番で動かしていくのが1番早いと思います。
2度手間になるとかなり時間をロスしてしまいますから、そこだけ注意です。



さて、今まで書いたのはポーズの付け方だけですので、実際にモーションを作るには
このポーズをコマ送りのようにいくつも繋げていかなければなりません。

もう考えただけで気が遠くなります。

この作業、何とか簡単にならないだろうか?と思っていたら、モーション職人さんは
モーショントレスという手法を使っているという情報を入手しました。

トレスって、マンガの世界ではパクるとか手抜きって意味があるので、モーショントレスって
もしかしてすっごく楽になる作業?ひゃっほー。

という事で検索検索ー。


・・・・・・・・・・・・。

甘かったw

モーショントレスって、背景に踊りを踊っている動画を流して、それとそっくり同じポーズを
手動でボーン動かしてモデルにさせていく作業なだけじゃないですか。

確かに「トレス」ですけど、時短テクニックとかそういうのナシですか。

Q、モーションを早く作るにはどうしたらいいですか?

A、ポーズ作成を1日1000回やりましょう。

どんだけ体育会系ですかw


うぬぬ、他に方法がない以上、私もモーショントレスをやるしかなさそうですよ。


ではまた次回ー。

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